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技師会のご案内

会長挨拶

桑原 喜久男(済生会三条病院)

(一社)新潟県臨床検査技師会

会長 桑原 喜久男(済生会三条病院)

この度、令和8・9年度一般社団法人 新潟県臨床検査技師会の会長を拝命いたしました。歴代会長ならびに諸先輩方が築き上げてこられた本会の伝統と実績を受け継ぎ、その責任の重さを改めて実感しております。微力ではございますが、会員の皆様とともに本会のさらなる発展に努めてまいりますので、ご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
近年、医療を取り巻く環境は大きく変化しており、臨床検査技師に求められる役割もますます広がっています。高度化する医療技術への対応はもとより、チーム医療への参画、タスクシフト・シェアの推進、地域医療への貢献など、私たちの専門性が期待される場面は増え続けています。このような時代だからこそ、会員一人ひとりが成長し、互いに支え合いながら職能の発展を目指していくことが重要であると考えています。
私は任期中の重点施策の一つとして、「青年部(仮称)」の設立に取り組みたいと考えています。若手会員が気軽に集い、世代や施設の垣根を越えて交流し、自由に意見交換ができる場を整備したいと思います。若い世代の新しい発想や活力は、組織の未来を切り拓く大きな原動力です。青年部の活動を通じて、若手会員のネットワーク形成や人材育成を支援し、本会のさらなる活性化につなげてまいります。
また、今後の本会運営において特に力を注ぎたいのが「災害対策」です。新潟県はこれまで幾度となく地震や豪雨、豪雪などの自然災害を経験してきました。災害発生時においても、臨床検査は医療提供体制を支える重要な機能であり、私たち臨床検査技師が果たすべき役割は極めて大きいものがあります。
そのため、本会として新潟県との災害時支援協定の締結を目指すとともに、新潟県臨床検査技師会内に「災害対策委員会」を設立し、組織的な災害対応体制の構築を進めてまいります。さらに、各支部にも災害対策担当委員を配置し、平時から情報共有や訓練を行うことで、災害発生時に迅速かつ効果的に対応できるシステムを整備したいと考えています。
これまで本会は、学術研修事業や公益事業を通じて県民の健康と医療の発展に貢献してまいりました。私はこれらの活動をさらに充実させるとともに、「災害対応」を新たな重要事業として位置付け、学術・公益・災害対応の三本柱による強固な組織づくりを進めてまいります。平時からの備えを充実させることで、有事の際にも県民の生命と健康を守る一助となる職能団体を目指してまいります。
会員の皆様一人ひとりが本会の主役です。皆様の声に真摯に耳を傾けながら、開かれた会務運営に努め、会員にとって魅力ある技師会づくりを進めてまいります。
今後とも会員の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げ、会長就任のごあいさつといたします。